胃潰瘍の原因と治療

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胃潰瘍の深さ別症状

胃潰瘍は潰瘍の深さによって、4種類の深さに分けていますが、それぞれ深さをT度、U度、V度、W度と表示し、潰瘍の最も浅い状態がT度で、W度が最も深い状態ですが、胃や十二指腸の壁には粘膜や筋肉の層になっていますので、胃潰瘍などで負ってしまった傷がどの層にまで達しているかにより、該当する深さの種類が異ります。

 

潰瘍の最も傷が浅いT度の状態は、粘膜層だけに傷を負っている状態です。

 

次の段階のU度になりますと、傷は粘膜下層にまで達している状態です。

 

潰瘍がさらに深くなり、V度になりますと、傷は筋層にまで達している状態になります。

 

潰瘍が最も深い段階のW度になりますと、傷は漿膜にまで達している状態です。

 

潰瘍の各段階は全て一律に潰瘍と呼ぶわけではなく、U度、V度、W度は潰瘍と言うのですが、粘膜層だけに傷を負っているT度の状態は、びらんといいます。

 

潰瘍が最も傷が深いW度より状態が酷くなると、穿孔(せんこう)という壁に穴があいた状態です。

 

胃潰瘍の深さから分かるとおり、潰瘍がどの程度の深さに達しているのかを明らかにすることで、胃潰瘍の重症度を表しています。

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